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脳腫瘍
腫瘍とは身体のいたるところに出来ますが、脳組織に出来た腫瘍を総じて脳腫瘍と呼びます。脳腫瘍は出来る部位によって次のタイプに分類されます。
脳は神経細胞と神経膠細胞(しんけいこうさいぼう:神経細胞をつなぎ止め固定し支える細胞)から作られています。脳に出来る腫瘍のほとんどは後者の神経膠細胞から出来ます。これらの種類の腫瘍はおとなしい性格(良性で手術を要するほどではない程度)から悪性のものまで様々なタイプが存在し、脳のどの部分にも発生します。
一方脳神経は、脳から出ている12対の神経から出来ていて、におい、眼、顔、耳、舌からのどの働きを司っています。
この脳神経は神経細胞と神経を覆って保護している鞘の細胞から出来ていて、脳神経に発生する腫瘍は鞘の部分から発生することがほとんどで、こちらは比較的おとなしいタイプの腫瘍が多いと言われています。これら脳腫瘍の中でも患者数の多い病気に聴神経の腫瘍があります。
また脳保護膜は総称して髄膜と呼ばれる脳の保護膜からも腫瘍が発生して、髄膜腫(ずいまくしゅ)と呼ばれています。髄膜腫は頭蓋骨の内側のどこにでも出来る可能性があり、良性から悪性まで様々な種類が存在します。他にも脳下垂体と呼ばれる脳の底面に身体のホルモンバランスを調整するセンサーがあり、この部分にも下垂体腺腫と呼ばれる腫瘍が発生します。
これら以外には、脳が形作られる際に存在する細胞が、生まれた後も残って腫瘍化する病気もあり、脳の中心部や中心線上にある構造に発生する事が多い事が知られています。また、身体他の部位に出来たの悪性腫瘍(がん)が脳に飛んでくる場合もあり、この場合はいずれの部分でも起こる可能性があり、また複数存在する事も珍しくありません。脳腫瘍もまた突然の激しい頭痛に見舞われることの多い病気です。
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